大火葬戦史歴史年表
ver.20070624

年月日 出来事 収録作品
一九二三年九月一日 関東大震災発生。東京湾が隆起し、後に「関東新大地」と呼ばれる土地が登場する。 大火葬戦史
一九二三年九月二日 関東新大地に石油、鉄鉱石、各種希少金属………ありとあらゆる天然資源が埋まっていることが確認される。 大火葬戦史
一九二〇年代 関東新大地から取れる資源を財源に、日本経済急速発展。 大火葬戦史
一九二五年二月一一日 工業化が著しい東京の大気汚染によって大正天皇が健康を害する。また東京を完全に工場地帯とし、政府機能は別に分けたほうがいいという意見が出たため、首都を東京から大阪へ移転させる。 大火葬戦史
一九二九年一〇月二四日 ニューヨークウォール街の株式大暴落。世に言う「世界恐慌」発生。日本は安価で高品質の資源を輸出する事で恐慌の影響をほぼ受けず、発展を続ける。 大火葬戦史
一九三一年九月一七日 満州事変勃発。ソビエト連邦の満州侵攻に対して関東軍が独断で介入を開始。 大火葬戦史外伝
一九三一年一二月一三日 犬養 毅、首相就任演説で「帝国改造論」と呼ばれる日本全土工場化計画を発表。 大火葬戦史
一九三二年三月一日 満州国(正式名称:満州人民共和国)建国。
一九三二年五月一五日 帝国海軍艦隊派青年将校が軍備拡大を認めさせるためにクーデターを実行。犬養首相他を暗殺したが、要求は聞き入れられず鎮圧。
一九三二年春ごろ 中国国民党と中国共産党の国共内戦が本格化。
一九三三年三月四日 アメリカ合衆国第三二代大統領としてフランクリン・ルーズベルトが当選。今なお世界恐慌から立ち直れないアメリカ経済を積極的経済政策「ニューディール政策」で建て直しを計る。 大火葬戦史
一九三三年三月二三日 アドルフ・ヒトラー、全権委任法をドイツ国会に承認させる。
一九三四年八月一九日 ヒトラー、総統に就任する。
一九三六年二月二六日 二・二六事件勃発。中国での国共内戦に介入し、東亜の共産化を防がんとする寺津中将が反乱軍を率いる。 大火葬戦史外伝
一九三六年三月六日 帝国歌劇団の李 紅蘭が演劇中、暴漢に襲われ、演劇を鑑賞中であった海軍士官によって助けられる。 超火葬戦記
一九三六年三月三〇日 結城 繁治、二・二六事件の際に発行した偽造命令書が原因で予備役編入。 大火葬戦史外伝
一九三六年四月二日 ヒトラー総統、ドイツ軍の全面改革を宣言。「ただの軍隊には興味ありません」から始まる演説は、四月二日ということもあって「春ヒトラーの演説」として広く紹介される。
一九三六年夏 ベルリンオリンピック開催。日本から輸入した資源で造られた競技場で数々のドラマが生み出される。ゲッベルス曰く「日本のおかげで競技場の建設費用がだいぶ安くなった。その分を宣伝費用に回したからこそ、今回の大成功があった」
一九三七年七月七日 帝国陸軍、中国での国共内戦に義勇軍派兵。 大火葬戦史外伝
一九三七年一〇月二一日 大日本帝国、ソビエト連邦に対して最後通牒を突きつける。ソビエト連邦は日本の要求を呑み、旅順を日本に返還することを決める。
一九三七年一一月一八日 ヨシフ・スターリン、ソビエト連邦の権力を掌握。同時にトロツキー失脚。トロツキー派に対するスターリン派の弾圧、大粛清開始。
一九三七年冬 ミハイル・トハチェフスキー元帥、粛清。同時期から満州国にミカイル・トゥチャトジェフスキと名乗るロシア系将校が満州国軍の参謀総長に就任する。
一九三七年冬 オーストリア首都ウィーンにてドイツとの併合「アンシュルス」を望む大規模なデモ行進発生。日本との貿易で巨万の利益を挙げているドイツと一つになる事で自分たちもその恩恵を受けようという魂胆だが、「民族自決」を前面に押し出すデモ隊を表立って批難することは難しかった。
一九三八年三月一三日 ドイツ、オーストリアを併合。これを機にドイツは国号を正式に「ドイツ第三帝国」に変更する。
一九三八年七月五日 七月三日より日本国首都大阪で降り続いた大雨によって大水害「阪神大水害」が発生。大阪府民の動脈と呼ばれていた市営地下鉄が軒並み水没。死者は六〇〇名を超える。
一九三八年夏 この時期、ドイツから日本に移住する技術者が相次ぐ。
フェルディナント・ポルシェ、日本に帰化し保髏死畫壊 腐壊髏濔難屠となる。なお、ドイツから船で来たのだが、インド洋をこえる辺りで色々とおかしくなったらしい。
大火葬戦史
一九三八年冬 ルーズベルト大統領、アメリカ陸軍の予算削減を決定。アメリカ陸軍はなけなしの予算をすべて戦略爆撃機につぎ込む。 大火葬戦史
一九三九年二月三日 グアム島にてアメリカ海軍と日本海軍による一大決戦が行われる………といっても海戦ではなく、親善目的の野球対決である。
一九三九年五月一一日 ノモンハン事件勃発。ソ連軍と満州軍による合同演習だったが、トゥチャトジェフスキ将軍率いる満州陸軍機械化師団が倍以上の数を誇るソ連軍を徹底的にボコってしまう。スターリンによる大粛清によるソ連軍の弱体化を示す重大事件であるが、このことは最重要機密として隠蔽される。
一九三九年一一月三〇日 ソ連軍、フィンランドへの侵攻開始。いわゆる「冬戦争」の開始。当初、世界中で「フィンランド、終わったな」という内容の報道がなされたが、フィンランド軍は善戦し、国連からの援助物資が到着するまで持ちこたえて反撃、ソ連軍に大打撃を与えるという離れ業「雪中の奇跡」を起こす。
開戦前、フィンランド軍最高司令官マンネルヘイム将軍が各国の記者に「ソ連軍? ボコボコにしてやんよ」と語っていたが、将軍の言葉どおりとなった。
一九三九年末 一九四〇年、つまり皇暦二六〇〇年という節目を狙い、テロリズムが横行するのではないかという懸念が日本でまことしやかに囁かれる。いわゆる二六〇〇年問題。実際には何事もなく、日本国内は平和なまま一九四〇年がすぎていく………。
一九四〇年二月 イギリスが派遣した義勇兵一〇万がナルヴィク経由でフィンランドに到着。善戦を続けていたものの、兵力不足にあえいでいたフィンランド軍にとっては最大の追い風となり、フィンランド軍は最終作戦「天使の輪」を発動。マンネルヘイム線と呼ばれる要塞線に食い込むソ連軍の包囲殲滅に成功する。
一九四〇年三月一二日 モスクワ講和条約締結により冬戦争終結。
一九四〇年五月一〇日 イギリス首相ネヴィル・チェンバレンが体調不良を理由に政界を引退。後任首相は冬戦争での義勇兵派遣で一躍株を上げたウィンストン・チャーチル。
一九四〇年夏 大阪オリンピック開幕。一九三六年のベルリン五輪を参考にした、ショーとしての見栄えを重視した大会。 大火葬戦史外伝
一九四一年夏 アメリカ国内で日本製品排除運動が拡大。日本国内では「そうは言っても結局うちの商品を買うんだから」と邦人保護を行う程度で基本的に傍観姿勢。「オトナの対応」という言葉が一躍流行語に。 大火葬戦史
一九四一年秋 アメリカ海軍の艦艇が太平洋に集まり始める。日本は牽制のために第三艦隊を編成し、トラック諸島に訓練名目で派遣する。 大火葬戦史
一九四一年一一月二六日 アメリカが日本製品に対する関税引き上げを一方的に通告。この通告は国務長官の名を取って「ハル・ノート」と呼ばれる。 大火葬戦史
一九四一年一二月八日 真珠湾のアメリカ海軍用燃料タンクが何者かによって爆破。後の調査でルーズベルト大統領が雇ったならず者が犯人である事が判明するが、当初は「日本人の犯行である」と宣伝される。 大火葬戦史
一九四一年一二月二四日 アメリカ合衆国、日本に対して宣戦布告。同日、トラック諸島に停泊する第三艦隊がアメリカ陸軍の戦略爆撃機によって爆撃を受けて壊滅。 大火葬戦史

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